haneuma.log

生きるのをがんばりたい

会社を辞めたい気がしてきた

はじめに

こういうのは転職活動に精を出して、内定の一つや二つを獲得してから書くものだと思うんだけど、感情の整理のために書いてみたら止まらなくなってしまったので、供養しておこうと思います。

なんで辞めたいの

ふつうの人とふつうに働くことが無理になった。日に日に不満は溜まるばかりで、机に向かってもアラートをだらだら眺めるだけのことが増えた。いや、白状してしまうと、机に向かっても何もできない日が増えた。

上司には「期待していた仕事の量がこなせていない」と言われた。僕もそう思う。お前らのせいじゃろがい、とも思ったけど、環境を変えようとしなかった僕が悪い。

精神科の担当医には「環境に合わせるのは処世術として有効だと思います。自分や環境を変えようと頑張るのもいいけど、あなたに合った環境を探す方がおすすめです」と言われた。診察室で泣き出すところだった。僕は権威に従順なので、医者の言うことは素直に聞くことにした。

なにが不満なの

現状への不満は大きく分けて3つある。

一つ目は、尊敬できるエンジニアがいないこと。業務上関わりのある周囲のエンジニアの中で、技術力をはじめとるする様々な能力やイデオロギーについて、参考にしたいとか、自分もこうなりたいとか、そういう感情を向けられる人を見つけることができなかった。周囲のエンジニアは決して仕事ができない人たちではないし、うちの会社で仕事を滞りなく進行させるという点では、僕の5000兆倍優れていると思う。ただ、僕の感性に刺さらなかったのか、僕の力量不足で彼らの実力を理解できなかったのか、何にせよ、周りの誰も尊敬することができなかった。

二つ目は、頻繁にコミュニケーションが要求されること。コミュニケーション以外の良い方法がいくらでもあるのに、何でもコミュニケーションで解決しようとすることに辟易した。進捗が悪ければコミュニケーション、情報共有のためにコミュニケーション、分からないことがあるのでコミュニケーション。僕はコミュニケーションが壊滅的に苦手なので、とてつもなく苦痛だった。上司や同僚からコミュニケーションに問題があると指摘されたことは数しれない。なので、コミュニケーションの代わりに仕組みで解決しようとか、なるべく文書でやりとりをしようとしたけど、それは受け入れてもらえなかった。

三つ目は、責任の所在が曖昧なこと。責任の範囲を線引きするのが難しいということは理解している。それでも、追求されている責任が自分の裁量や作業結果と比べて適切でないと感じたり、チーム全体で協力して責任を持ちましょうという姿勢を提示されたことで、そもそもこの人たちは(悪意がないにしても)責任の所在を曖昧にしたいのではないか?という疑問を抱いた。僕は要領がとんでもなく悪く、人の仕事に気を配ったり人から気を配られたりすることができない。なので、自分以外の仕事にも気を配らなければならないような、責任を共有してものごとを進めるやり方は苦痛だった。自分が決めたことや自分がやった仕事の結果だけにきっちり責任を取りたいという考え方は、受け入れてもらえそうになかった。

なんで辞めたいの(2回目)

僕はできないことが壊滅的にできない。会社員になってからできないことを突きつけられることが多すぎて、もはや自分は何もできないのではないか、という疑念すらある。できないことをやるのは苦痛だし、できないことをやっているので、評価が上がることもない。

上司たちには、苦手なのは分かったから少しでも克服するように頑張ってほしいと言われてきた。しかし、僕の場合、上で挙げたようなコミュニケーションや要領の問題は、頑張ったからといって克服できるものではない*1発達障害について説明することも考えたけれど、上司たちは苦手なことを克服するという方法を提案してきたわけなので、我慢して合わせろと言われるのがオチだと諦めている。説明することを諦める決定をしたのは僕なので、僕が苦痛であることについて、上司や同僚たちに責任はない。

そんなわけで、担当医にも推奨されたので、会社を辞める方向性でやっていくことにした。

辞めてどうしたいの

まだ辞めてないしまだ決めてないです。職場の紹介は募集中ですが、元気がないので逐次処理にて承っています。これまで書いたとおり、コミュニケーションが壊滅的で要領がとんでもなく悪いですが、それでもよければ、ご連絡ください。

業務経歴は以下になります*2

研修後に配属されたのはビックデータを利用したシステムの開発チームでした。チームでは機械学習モデルの開発とかもやっていましたが、僕はデータの調査のために HiveQL を書いたり、システムを動かすための環境構築をやっていました。

その後チームの異動があり、異動先のチームの事情で半年ほど React/Redux での Web フロントエンド開発をしている現場で出稼ぎをしていました。ちなみにそれまで、React/Redux が何なのかすら分かっていませんでした。

出稼ぎが終わってからは、チームが担当するサービスの Web アプリケーション部分の運用業務を主に行っていました。メンバーの退社や異動などのために、いつの間にかアプリケーションに何かあったら何でもやる担当になっていました。担当する Web アプリケーションは node.js とか React/Redux で書かれていました。エラーの原因調査とか、リリース作業とか、定型業務とか、社内基盤の変更に伴う開発を行っていました。

半年でチームの異動があり、担当するサービスは変わらずに業務範囲が広がりました。

現在もこのチームで働いています。業務内容は Web アプリケーション部分の運用を引き続き行いつつ、裏のシステム(こういう言い方しかできない)の開発も行っています。裏のシステムは全然分からないし詳しい人がいるので、運用は丸投げしています。最近は要件定義をしたり、運用改善の提案や実行をしています。

おわりに

仕事を探していると言いながらできないことばかり並べるのは印象が最悪な気がしてきたけど、まあいいか。

そんな感じです。